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FXと債券市場の関係は?

債券市場とは主に公社債市場のことを言います。国が発行している国債と企業が発行する社債が主な債権となっています。世の中の金利の基準は国債なので、国債が多く買われると金利が下がり、逆に国債が売られると金利が上昇することになります。

その理由は国債を多くの人が欲しがれば、国は金利を上げる必要がなくなり、国債を欲しがらなければ金利を上げて購入意欲を出してもらわなければならないからです。

このように、その時の需要と供給の関係によって金利も変わってくるのです。そして、債券市場は金利が上昇すると債券価格は下落して、金利が下落すると債券価格は上昇する傾向があるのです。

外国為替市場と債券市場の関係で、債券価格の上昇と下落の場合で考えると、債券市場で債権価格が上昇するのは、金利が引き下げられて債権を購入しても利息がつかない状況で、その場合は他の投資先に資金が出ている状況です。つまり外国為替市場においては、その国の通貨は売却されたとみられて通貨安と動きます。

そして、債券価格が下落するのは、金利が上昇して債権が買われている状況にあるので、外国為替市場ではその国の通貨が買われて通貨高になるとみられます。

債権市場と外国為替市場との関係は、これらの傾向が一般的です。しかし、金利が上昇するという事はその他にもいろいろな要素が出てきて、金利の上昇はインフレの懸念が広がって、その国の通貨が売られて通貨安になる場合も考えられるので、金利の上昇と一緒にその辺もきちんと考えなければいけません。